’24年愛知パワーリフティング新人戦の出場結果&振り返り

お世話になります。スズキ(@daisukesuzukijp)です。

’24年6月16日(日)に、第7回愛知県新人パワーリフティング選手権大会へ出場しました。階級は男子74kg級。以下、出場結果と(たらればばかりの)振り返りを記していきます。

サマリー

記録

第1試技第2試技第3試技
Squat120.0kg130.0kg130.0kg
Bench Press85.0kg92.5kg92.5kg
Dead Lift130.0kg140.0kg142.5kg
Total347.5kg

スクワットとベンチが練習記録から程遠く。目標としていた今大会でのトータル400kgも遠く及ばず。順位は10人中8位。とほほ…な記録と結果に。

第7回愛知県新人パワーリフティング選手権大会記録表

コンディション

体重

起床直後はちょいアンダーの73.8kg。

起きてから会場着くまで、2時間半ほど飲まず食わず。で検量は73.05kgでクリア。検量後にゼリーやOS1を摂取。

起床時に74.0kg切ってた(眼鏡の重さ含む)のであれば、多少水分や栄養入れるべきだった。飲まず食わずで無駄なストレスや疲労感が生じていた感がある。入れた結果オーバーしても会場付近で歩いて落とせる重さだっただろうし。慎重になりすぎたかな。

大会前最後の練習時にベンチで潰れ、古傷の左肩に違和感が生じる。

潰れたときは無傷と思ったが、アドレナリンで気づかなかっただけか。翌日には力が入りにくい状態に。

完全に油断、慢心。二度と同じことを繰り返さないよう胸に刻むしか。それにしても、最後の最後でやらかすのはアホ過ぎる。

頭痛

朝方まで雨天で、低気圧により起床後から頭痛。よくある日常にも関わらず、ロキソニンを持って行くのを忘れる。結果、一日ずっと頭痛。

準備不足としか。体重調整の件も肩の怪我の件も全て意識の低さから来ている。心から鍛え直さないとな、な感。

サマリーは以上。続いて、種目・試技別に結果と振り返り。

スクワット

第1で125kgを考えていたが最終練習時の精度が悪く、セコンドのGPF監督と相談した結果、120kgからスタートすることに。

試技前

ラック高調整

スクワットのラック高は、予め測っていた136cmで問題なし。確認にお付き合いいただいたGPFメンバーの皆さんありがとうございます。

アップ

40kg、60kg、80kg、100kgとアップ。60kgから既に重く感じる。そして、バーの担ぎによって左肩にジンジンと痛みが生じ始める。支障が出るのはベンチと考えていて、予想外の出来事に内心うろたえる。

試技

スクワット第1試技 120.0kg:成功

スクワット第1試技 120kgは成功。前の試技者が結構浅めで白3つもらってて、「あれくらいでもいいんだ」と思いながら試技に入ったら、釣られて浅くなった感触。白3つもらって戻ると、案の定、セコンドとGPFメンバーの皆さんから「浅いぞ」「ギリギリ」とツッコまれる(笑)

最終練習時の120kgは深さ入って、ボトムで良い感触で力を入れられてたが、この試技では良いところ何もなし。緊張や肩の痛みもあり集中力がなかったか。

スクワット第2試技 130.0kg:失敗

第1試技の反省から深さを意識する。も、深くなり過ぎたか挙げきれず。補助ありがとうございました。

この日一番たられば言いたくなる試技。もうちょっとコンディションよければ粘ってから挙げられただろ、と。エネルギー不足や頭痛といった細かな要素が結果を左右しうると体感。

スクワット第3試技 130.0kg:失敗

今度は挙げることはできたが、深さが足りず失敗試技。

スクワットは記録120kgで終了。

ベンチプレス

ベンチは第1試技90kg予定だったが、こちらもスクワット同様に最終練習でダメ(前述の通り潰れた)だったので85kgスタートへ変更。

試技前

ラック高調整

こちらもGPFメンバーの皆さんに見てもらいながら調整。事前測定は92cmだったが、91cmへ変更。

アップ

バーのみから始め、肩の不安もあるため40kgから80kgまで10kg刻みでアップ。当たり前だが感触は良くない。

試技

ベンチプレス第1試技 85.0kg:成功

前の試技者がリストラップ巻きながら入場して陪審員の方お怒り。運営の方も誤って時計リセットしてしまい更にお怒り。不穏な空気の中、第1試技へ。

そして私は私で、癖でベンチ台に足をつけてしまい、最初からやり直しを指示される…。すみません。時間ギリギリで試技をしてなんとか成功。

ベンチプレス第2試技 92.5kg:失敗

今大会に関しては、トータル400kgが当初の最大目標であったが、練習の記録から難しいことは分かっていた(どれだけ近づけられるかに向いていた)。その代わりと言ってはだが、直前までのベンチの調子の良さもあり、ベンチで100kgを成功させることが新たな目標となっていた。

その目標への過程として92.5kgは絶対に失敗できない。普段通りにやれば失敗するはずもない。ということで今回一番固くなっていたか。あえなく撃沈。

改めて動画見ても、ラックアップまでがとにかく長い。大会1~3週間前までの感覚良かった時はもう少しスムーズだったが。強い人の試技見てもスッと組んでいる。何か根本的に間違ってるんだろうな。何か分からないけど。

ベンチプレス第3試技 92.5kg:失敗

100kgに挑戦することもできなくなり、折れかけの気持ちとともに第3試技へ。第2試技と同じように拳上途中に詰まり、押しきれず失敗。気持ちは完全に折れ、心は泣いていた。

ベンチプレスは記録85.0kgで終了。

デッドリフト

試技前

アップ

70kg、100kg、120kgとアップ。言わずもがな、デッドも重い。ただ、体はどこも痛いところなくやれるのが救い。

試技

デッドリフト第1試技 130.0kg:成功

ウォームアップ感。良い感じ。

デッドリフト第2試技 140.0kg:成功

練習の自己ベスト重量。危なげなく。

デッドリフト第3試技 142.5kg:成功

最終は145.0kgで申請したが、セコンドから順位を上げるなら142.5kgと助言。迷った後142.5kgへ変更。浮き上がり重かったが成功。

初めての大会なのでセコンドついてもらい、セコンドの助言に従うことを決めていた。ただこの試技は自分のやりたかった重量を通してもよかったかなと少しモヤモヤ。目先の順位(しかも最下位争い笑)ではなく、今の自分の限界を知れる機会だったので。まぁ、最終試技成功したからこんな風に思ってるんだろうけど笑

デッドは3本取ることができ、記録は142.5kg。

大会終えて

ということで、改めてトータルは347.5kgで終了。

去年の11月にBig3を初めて取り組み、12月頃に新人戦出ることを決めて、約7カ月ほど。思うように行ったり行かなかったり、ジムやTwitter経由で同じパワーリフティングに励む方と出会えたり、久々に充実した期間でした。

パワーリフティングのことを良く分からない段階ながら、迷わず出場を決めてやはり大正解だった。大会前の練習やピーキング、減量。当日の調整や大会の進行。そして実際の試技、自分より強い人の試技を見る等、大会を通してでしか得られない経験や感情が溢れんばかりに。
若い頃の自分だったら「しっかり準備してから大会に~」なんて考えただろうけど。

初めての大会を終えた後も熱は冷める気配はないどころか、頭の中はいかに重量を伸ばせるかが大半を占めているので、また新しい目標定めて、あーだこーだ苦悩しながら楽しくやっていきたい。

大会運営者の皆さん、岡崎城西高校の生徒・先生の皆さん、一緒に参加した競技者の皆さん、GPF関係者の皆さん、新人戦に向けて好きにやらせてくれた家族の皆(妻、うに、お腹の子)、ありがとうございました。

以上です。

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